もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

――バンバン!! と。


羽毛が飛び出るほどの勢いで、薄い肌かけ布団を叩く。


でも、そんな舞に……。


うなずいては、あげられない。


だって……。


「・・・それなら・・・。
圭兄のことそれほど好きなら……。
どうして浮気なんか、するんだよ。
それも、妊娠した時だけじゃ・・・ないだろ?
今まで、ずっと。
何回も、だろ?」