もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

「おまえ、言ったよな。
キスは、好きな女としろって。
じゃあ、聞く。
好きな女がいなかったら、どうすればいい?」




「え?」





「もう、一生分の恋はした。
もう、これから先、好きな女のできないオレは、いったいどうしたらいい?」




「え?
一生分って・・・。
あたし達、まだ高1だよ?
そんな、大げさな・・・」




笑い声をたてたあたしに、藤澤光の声が重なる。