もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

こんな雨宮麻衣……。


見ていられない。


だからオレは、無言で雨宮麻衣の腕をつかみ……。


呆気にとられるバイト連中を尻目に、強引に店から引きずり出した。




酔っ払いがたくさん歩く道の真ん中で。


「何? 何?
藤澤くん……。
あたしと二人っきりになりたいの?」


からかうような言葉を発する雨宮麻衣。