もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

動揺するオレの前、雨宮麻衣は……


「初めまして。
雨宮麻衣です。
よろしくお願いします」


と、オレに向かって、軽く頭を下げた。


そうか、こいつ……。


病院で会ったことも忘れているのか……。


少なからず、ショックを受けた瞬間……。


「えっ?」


オレじゃない男の声が、更衣室の前の廊下に響いた。