もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

「だって、光、カッコいいだもん。
友達にも自慢できるし。
それに、あたしにつり合う学力の男って、あんまりいないし。
その点、光は、合格♪」


って、何様のつもりだ。


いい加減ムカついて……。


「オレさ。
忘れられない女、いんだよね。
その女以外、無理」


オレは、自ら墓穴を掘る。