もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

でも……。


「何?」


と、低い声で呟き、片眉をピクッと動かした金髪のライオン男は……。


オレをねじりあげる手に、より一層力を込めた。


マジ、かよ。


ヤベ……。


折れる……。


そう思った瞬間……。