もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

って、何するつもり!?

手を離せっ!!




あたしは、藤澤光の手をバシッと振り払った。




「何?
いまさら、純情ぶって。
親友にかこつけて、オレとしゃべりたかったんだろ?」




藤澤光が、あたしの腕をつかむ。




「気を引くために、オレを殴って。
おまえ、素直じゃないね?
お望みなら、してやるよ。
キスも。
それ以上のことも」




藤澤光は、あたしが逃げられないギリギリの力で、あたしを抱きしめる。