もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

でも――…


「ごめん・・・。
忘れて・・・」



やっぱり、無理だよね?


こんないきなり…


しかも付き合い始めたばかりなのにね。



あたし、何を期待してたんだろう…
でも、光は悪くない。



あたしが…
あたしが、急ぎすぎただけ。



「ごめん・・・。
忘れて・・・」



だから、同じ言葉を繰り返し、床に落ちたバスローブを拾おうとした時――…


温かい感触が、背中を伝った。