もう、誰も愛さない。って決めたのに【完】

本当は誰にも見せたくない。



その、あたしの背中を見た藤澤光の息をのんだ音。



そのあと絶句するばかりの藤澤光が、何を思い、何を考えているのか。




「む・・・昔のこと・・なんだよ?
やだよね・・。
まだ消えないの・・・」


沈黙に耐えられず、そこまで言ったとき、



「ぁ・・・」




藤澤光が、あたしの背中をなぞった。