しかし、教えられてたのは 帝のお嫁さんになるため だと私は知らなかった…… 「出来たよ」 私の特製オムライス ライスの上にオムレツが乗っかってるの 「美味そうだな……」 帝はそう言うと 指で私を呼んだ…… 何か様になってる…… 不覚にも その姿にトキメイてしまった 「何?」 私が帝の傍に行くと 自分の隣の椅子を叩いた それって…… 隣に座れってこと?