「だが……逃がす訳なじゃん。藍……」


帝は余裕の笑みで
私にキスをした……


「藍の顔真っ赤だよ……」

私は帝にキスをされ
体温が二・三度上がった
ような気がした……


「帝の意地悪……」

帝に言うと
帝はニヤリと笑い


「藍が可愛すぎるからいけないんだよ」


と甘く耳元で囁いた