「じゃあ、早く言いなよ……」 帝は綺麗な指で 私の唇をなぞる…… 俯こうとすると 顎に手をそえて顔を上げさす 「……帝の隣の部屋」 そう言うと帝は 笑い そして…… 「ご褒美……」 そう言うと 帝の顔が近づけてくる まさか………… でも、絶対にキスだよね? 帝から逃げようと 必死になるが…… 「ククク……。初々しい反応だな……」