少し落ち着いた後 帝に家の中を案内した 「ここが帝の部屋だよ……」 帝の部屋は私の部屋の隣で ベランダがくっついてる 今日から兄貴の部屋を 使おうかな…… そんなことを 本気で考えてた 「結構広いね……」 部屋の中を 見て帝が言った 「そうだね……」 「ところで……藍の部屋は何処?」 ………… ……言わなきゃダメかな? また…… キスされるかな? 「無視?」 ブンブンと首を横にふると 帝はまた壁に両手をついて……