佳は小走りで俺のもとに来て,
今度は2人で店に歩き出した。


佳「にしても偶然だな!」

克「あぁ。そうだな(笑)」

佳「あ〜…マジ今日負けるな。」

克「何が?」

佳「女だよ。お前がどうせ4人持ってくに
決まってんだよっ!!!;」

克「は?ありえねぇから(笑)」

佳「お前鈍いからな。女には0点だお前なんて。」

克「うぜぇな。んなことねぇだろ。」

佳「いや,そうだから;女の告白シカト
してばっかじゃねぇか。」

克「はぁ?告白とかされたことねぇし。」

佳「嘘つけぇいっ!!!!;」


佳に言ったのは本当の事だった。
「好きです」と言われたことはあったが,
「付き合って下さい」と言われたことは
生まれてから一度もなかったのだ。


克「…あ。着いた。」

佳「ッチ…良いところで…。」


佳が言ったことは気にせず,店に入った。
すると手を振ってきたのは
女3人と喋っていた亮と敦だった。

俺と佳がその横に着き,順番でいうと
女からみて右から 佳,俺,敦,亮の順だ。

女3人は平均的に中の上くらいの顔だった。


克「…1人足りなくねぇ?」

女「っあ,ちょっと遅れてくるって。」

克「あそ。」

敦「あ,じゃあ先に初めとこうか!」

亮「自己紹介からっ!!俺からでいいか?」

佳「あぁ♪」


そしてワイワイと始まった。