たとえ、これで親友を失うことになったとしても… 王室を、いや、奏斗を、裏切ることは出来ない。 「ありさ、梨奈。 ごめんね…何も、話せないの」 「え?」 「2人が怒るのも仕方ない。 でも、私と彼が結婚した理由もその他のことも今は何も話せない」 涙だけがとめどなく溢れてくる。 「2人は私のこと何でも知ってるから… 私が、先輩に片想いしてたことも。 だから、私と王子がお互いに好きで結婚したわけじゃないことも分かってるかな?」 2人は頷く。