「母さんは本当は王室を追放されても仕方ないくらいのことをした。 それなのに、今回は厳重注意だけ。 琴葉ちゃんが王様に言ってくれたんだって聞いたよ。 ありがとう… でも俺は、母さんを連れてアメリカに発つことにした」 「えっ?アメリカに?」 「これは俺なりのけじめ。 母さんを王室から離れさせたほうがいいと思ったから…」 「寂しく…なります」 「そんなこと言わないでよ… 行きたくなくなるから」 和也さん、本当は王室を離れたくなんてないんだろうな… 話している和也さんを見て、思う。