突然、王室に入るよう言われた時は、どうして?と運命を恨んだ。 でも、偶然かもしれないけど、私がかつての王様に見かけられた場所は母が亡くなったところだった。 もしかしたら、この運命は母が私の為に用意してくれたものなのかもしれない… お母さん… 私、ちゃんと前に進んでるよ。 これからも、奏斗を笑顔に出来るように、奏斗の側で精一杯頑張るから。 だから、しっかり見ててね。