PRINCESS story


ノックをすると、すぐに和也さんから返事が帰ってきた。


「どうぞ」



ゆっくりとドアを開け中へ入ると、私を見て和也さんは一瞬驚いた表情を見せた。


でも、すぐに笑顔で言った。

「琴葉ちゃん……久しぶりだね」


私は、小さなラッピングされた袋を取出し、和也さんに差し出した。


「あの、これほんの気持ちなんですけど…
もし良ければ、受け取ってください」


「…いいの?ありがとう」


「和也さんには…本当に、たくさん力になってもらったので」