たなばた




結「りょぅ…」

力無く涼を呼んでみた
告白の返事、
ちゃんとしようと思って

でもいざ言うとなると
どうしても気が引ける。


涼「どうしたの?」

結「返事、今してもい?」

涼「………うん」

結「今日ね、涼と会って色々話して、涼のことなんとなくだけどわかった気がする」

涼「うん」

結「あたしガキだしさ、涼には相応しくないと思うの」

涼「そんなこと…」

結「最後まで聞いて?」

涼「ん」

結「相応しくないって思うけど、涼の笑顔にドキッとした。それに一緒にいて楽しい」

涼「ほんと?」

結「うん。まだまだ涼のこと知らないけどあたしでいいなら…」

ぎゅーっ////

結「へ?涼っ、りょ…」

ちゅっ…////