◇◆あじさい◆◇

沙織は、ドームから少し離れて、今日あった出来事を話してくれた。

照れながらも和也の事を話す沙織に、私は和也から告白の事を知らされていたとは言えなかった。



『おぉ〜い!多分オッケー!』


『ホントっ!?』


和也の声に沙織が嬉しそうに答えると、三人が中から出てきた。



とっつぁんが缶のフタを開けてポッケから何かを取り出した。



『よぉ〜し!詰めるかっ?』



『あっ!それっ!』


和也が目を丸くした。



とっつぁんがポッケから取り出し物…。






〜ゴレンジャー守り〜