朝方…、散々泣いて泣き疲れた頃、ふと私は、母に語りかけた自分の言葉を思い返していた。


【この先、

何があっても、

どんなに苦しんでも、


アタシ、

頑張るよ…。


頑張る…。】





私は体を起こし、母の写真に向かい合った。





【お母さん…。



アタシ…、



やっぱり、


とっつぁんが好きだから…。



離れたりしないよ?



アタシ、



頑張るから…。



強くなるから。



約束して?



アタシを、


見守ってくれるって…。



一生、


とっつぁんを


私が守ってみせるから…。】




私は、何があっても彼を守ると母に誓った。


母が、見守ってくれていると思うだけで、私の心は救われた気がしていた。