病院では,母さん、父さんが泣いていた。 にぃちゃんは… 最後に目を覚まして… こう言ったんだ…。 『母さん,父さん。わりぃな。俺,もう無理だわ。今までありがとな??』 母さんたちの涙は止まらなかった。 『それに,奏…。おめぇのせいじゃないかんな。俺の分まで全力で生きてくれ。じゃないと,俺が大切な人を守った意味がねぇじゃねぇか。俺,お前が大切だからこそ守ったんだ。』 『にぃちゃんッ。逝くなよ。俺を置いてくなぁっ!!!』 その言葉を最後に,にぃちゃんは…ッ