「あすみ~」


「リ…リーバ…?」


えっ、私…
あの遊園地に戻って来た?

「あすみ~、過去は変えられないよ~。」

「は?」

「変えようとしても変えられないのが過去なんだから。」


「そんなのわかってる…っ!」


私は手のひらをグッと握った。


わかってる、そんな事。

わかってるけど、

私は過去を変えたい。


そう、思った。
思ってしまった。


だって、『あの出来事』さえなければ


今も私は




心から笑っていたかもしれないのに



―――…