サヨナラ遊園地

「ミラーハウス?
いくら鏡見たいったって
ひとつあれば…」


「ごちゃごちゃ言ってないで
しっかり見て来いよ!」

リーバが私の言葉を 遮ったかと思ったら
いつの間にか私はミラーハウスの前にいて

「えっ?」


と、驚く暇もなく
リーバが私の背中を押す。

「ちょっ!?」


有無を言わさずとは、こういう事なのかと
妙な事を考えながら
押された衝撃に
私は、地面に手を着く。


四方八方、鏡張り。


「えっ?出口は!?



「自分で探せ~。」


リーバの声がどこからかする。

何処!?


キョロキョロ見渡したても
鏡に映る自分しかいない。


「リーバっ…!」



リーバを呼びながら立ち上がろうとする私に
強い風に渦巻かれた花びらが私を覆った。

「なっ!?」