サヨナラ遊園地

「ねぇ、あすちゃん。
靴投げはもういいから、もう少しだけブランコで遊んだら帰ろう?」

「う?うん…。そうだね。」


私は、またブランコに座って
ゆっくりと漕ぎ始める。

隣で、千紗も動き始める。


グーンって、大きく漕いだり

ブランって小さく動かしたり…



ブランコだけで、
こんなに遊べたのって

この頃だけだね。


凄く、凄く
楽しかったけれど


成長するにつれ
興味が移り変わっていった。


いつからか、

ブランコには乗らなくなっていたね。


たかが、ブランコなんて
思っちゃいけなかったね。



久しぶりに、


楽し、かった―――…