「…」



「一人にしてください。」



思いっ切り布団をかぶった。



「わかった。ちょっとだけ寝ていいからそのあとちゃんと話せよ。」



「はい。」



話せってなにを?



いいたい事はいっぱいある。



でも自分で解決するしかないじゃん。



頑張るしかないじゃん。



「…ひっく……っ」



ヤバッ



また泣けてきた。



あの先生のせいだ。



ポンポン



「泣きたきゃ泣けばいい。」