本当なら吟の肩で運ばれたいのだが、今はそうもいかない。
「どこまで運べばいい?龍姫のところ?」
「外まででいい」
別の話も出来ればしたかった。
でも、叶わない。
今は何もかもが離れてしまっている。
何も聞いてこない以上は、無理に話す必要もない。
例え、子鉄でもだ。
店の中を歩いていくが警察はおらず、外も同じ世界であった。
退魔師という軍団は警察以上の権限があるらしい。
中で起こったことは、何もなかったことにしたのだろう。
「すまない」
三枝ボーリング場から離れた場所で、子鉄から離れて腰を下ろす。
しばらく経っても、体の痛みが引かない。
「いつもと同じように外を出回らないことね」
「そうかもな」
注意をされても、守る事は出来ない。
何故なら、俺は闘いで負けることが出来ないからだ。
「じゃあ、行くわ」
背中を向けて遠ざかっていく。
「ああ」
出来れば、もう会うことはないと願いたい。
でも、それも叶わないだろう。
俺が妖魔で子鉄が退魔師であるのならば、いつかは道が交わる。
「ねえ、あんた、以前に私と会ったことない?」
子鉄が離れた場所で振り返る。
中途半端な感覚しか残っていないから、デジャヴのような状態になってしまうのだろう。
「ないぜ」
あったとしても、この世界ではないんだ。
以前の知り合いに逃げ道なんか作るつもりはない。
戦いに巻き込みたくないから、今の状態でいるんだ。
「どこまで運べばいい?龍姫のところ?」
「外まででいい」
別の話も出来ればしたかった。
でも、叶わない。
今は何もかもが離れてしまっている。
何も聞いてこない以上は、無理に話す必要もない。
例え、子鉄でもだ。
店の中を歩いていくが警察はおらず、外も同じ世界であった。
退魔師という軍団は警察以上の権限があるらしい。
中で起こったことは、何もなかったことにしたのだろう。
「すまない」
三枝ボーリング場から離れた場所で、子鉄から離れて腰を下ろす。
しばらく経っても、体の痛みが引かない。
「いつもと同じように外を出回らないことね」
「そうかもな」
注意をされても、守る事は出来ない。
何故なら、俺は闘いで負けることが出来ないからだ。
「じゃあ、行くわ」
背中を向けて遠ざかっていく。
「ああ」
出来れば、もう会うことはないと願いたい。
でも、それも叶わないだろう。
俺が妖魔で子鉄が退魔師であるのならば、いつかは道が交わる。
「ねえ、あんた、以前に私と会ったことない?」
子鉄が離れた場所で振り返る。
中途半端な感覚しか残っていないから、デジャヴのような状態になってしまうのだろう。
「ないぜ」
あったとしても、この世界ではないんだ。
以前の知り合いに逃げ道なんか作るつもりはない。
戦いに巻き込みたくないから、今の状態でいるんだ。

