避けることが出来ないのならば、防ぐしかない。
見たところ、子鉄の持っている鉄球は一個。
「坊主、女に見とれるのはわかるぞ」
「何!?」
後ろにはタバコを口にくわえた、親父が立っている。
闘いを始めるきっかけとなったのは親父のせいだ。
親父の性格上、のん気に見るだけでは終わりそうにない。
拳を握っており、ボディーを狙って下から上へと打ち上げてくる。
それを両手で防ぐが、勢いの強いパンチは四十代が打つようなものではない。
俺は後ろに吹っ飛んだところに、鉄球が襲い掛かってくる。
「く!」
背中にぶつかる寸前、間に入ったのは吟だった。
傷男を振り払って、飛んできたのだろう。
それ故、腕に鉄球を受けている。
「吟」
「私は楽しい。ちょっとした怪我ぐらい気にするな」
余裕な顔をしているが、大量の冷や汗をかいている。
「くそ」
何で、味方だった人間と戦わなくてはならない。
親父も、吟がいるっていうのに、何で襲って来るんだよ。
これが退魔師のやり方なのかよ。
だが、それを問うことはしない。
退魔師とテンプルナイツの繋がりがある以上は、情報は筒抜けになる。
俺達が深い知り合いならいい。
だが、俺達はお互いが知らないことになっているんだ。
俺がよく知っていたからといって、言ったところで誰が信用する?
逆に怪しまれるだけだ。
見たところ、子鉄の持っている鉄球は一個。
「坊主、女に見とれるのはわかるぞ」
「何!?」
後ろにはタバコを口にくわえた、親父が立っている。
闘いを始めるきっかけとなったのは親父のせいだ。
親父の性格上、のん気に見るだけでは終わりそうにない。
拳を握っており、ボディーを狙って下から上へと打ち上げてくる。
それを両手で防ぐが、勢いの強いパンチは四十代が打つようなものではない。
俺は後ろに吹っ飛んだところに、鉄球が襲い掛かってくる。
「く!」
背中にぶつかる寸前、間に入ったのは吟だった。
傷男を振り払って、飛んできたのだろう。
それ故、腕に鉄球を受けている。
「吟」
「私は楽しい。ちょっとした怪我ぐらい気にするな」
余裕な顔をしているが、大量の冷や汗をかいている。
「くそ」
何で、味方だった人間と戦わなくてはならない。
親父も、吟がいるっていうのに、何で襲って来るんだよ。
これが退魔師のやり方なのかよ。
だが、それを問うことはしない。
退魔師とテンプルナイツの繋がりがある以上は、情報は筒抜けになる。
俺達が深い知り合いならいい。
だが、俺達はお互いが知らないことになっているんだ。
俺がよく知っていたからといって、言ったところで誰が信用する?
逆に怪しまれるだけだ。

