吟のほうが上手な分、強い方を任せる。
子鉄は刀を持ち出さず、掌サイズの黒い鉄球を持っている。
「何?」
丸のおっさんの鉄球を、子鉄ちゃんが持っているのか。
技を受け継いだか。
「当たると痛いわよ」
考えている内に、子鉄が素早い速度の鉄球を投げている。
だが、直線状に飛んでくるだけで、避けるのは容易い。
俺は真横に避けたはずだった。
だが、鉄球が真横に曲がり横っ腹に突き刺さっている。
「ガハア!」
ものすごい回転がかかっており、体がくの字に曲がる。
何もないところから曲がる魔球なんてありかよ。
「丞!」
俺に声をかけた瞬間、傷男の拳を腕に受けて辛い顔をする。
「くそ」
吟の辛い顔など見たくはない。
鉄球は回転し続けて腹から足を這うように転がっていき、子鉄の元へと戻っていく。
「はあ、はあ」
ねじ込まれた痛みが横っ腹に走り続けている。
子鉄は何ら変哲もない人間だ。
鉄球に特殊な回転をかけたとしか言いようがない。
解説などしてる場合じゃなかった。
子鉄ちゃんが二投目を投げようとしている。
真っ直ぐか、魔球か。
子鉄は刀を持ち出さず、掌サイズの黒い鉄球を持っている。
「何?」
丸のおっさんの鉄球を、子鉄ちゃんが持っているのか。
技を受け継いだか。
「当たると痛いわよ」
考えている内に、子鉄が素早い速度の鉄球を投げている。
だが、直線状に飛んでくるだけで、避けるのは容易い。
俺は真横に避けたはずだった。
だが、鉄球が真横に曲がり横っ腹に突き刺さっている。
「ガハア!」
ものすごい回転がかかっており、体がくの字に曲がる。
何もないところから曲がる魔球なんてありかよ。
「丞!」
俺に声をかけた瞬間、傷男の拳を腕に受けて辛い顔をする。
「くそ」
吟の辛い顔など見たくはない。
鉄球は回転し続けて腹から足を這うように転がっていき、子鉄の元へと戻っていく。
「はあ、はあ」
ねじ込まれた痛みが横っ腹に走り続けている。
子鉄は何ら変哲もない人間だ。
鉄球に特殊な回転をかけたとしか言いようがない。
解説などしてる場合じゃなかった。
子鉄ちゃんが二投目を投げようとしている。
真っ直ぐか、魔球か。

