「…ならいいけど…。」 きっと大きいバック、私じゃ持てないから小さいバックにしてくれたんだ…。 案外やさしい…。 「着いたよ。ここがえ~っと、」 「光輝だよ。瀬名光輝。」 「瀬名君…。瀬名君?あれ?瀬名光輝って…。」 「やっと思い出したのかよ。」 「同じ学校の?」 「そうだよ。あのさ、重いから先入ってい?」