私が大きいほうのバックをつかむと 「こっちでいいよ。」 小さいバックを渡された。 「あ、うん…。」 2階へあがる。 小さいバックでもけっこう重い。 さっきの大きいバックなんて持ってたら絶対この階段、あがれなかった。 あ、男の子、大丈夫かな? 「大丈夫?」 下をみる。その子は軽々と大きいバックを片手で持っていた。 「別に…。」