君が好きだから

思わず呆然としてしまった。


「…う、嘘ぉ…?」


仲良く寄り添っている2人。


コウタも女も楽しそうに笑っていた。


ただただ待ち受け画面を見るミユ。


これを見てしまっては、もう信じることは出来なかった。


「…やだ…やだ…やだよ…」


じわじわと涙が溢れてくる。


ミユはそのまま固まってしまった。