君が好きだから

翌日、私はコウタに別れを告げた。


コウタは


「え?あ、おう。いいよ」


だった。


…やっぱり私のことなんてどうでもよかったんだ…


そう実感すると、悲しくなるより馬鹿らしくなった。


「…さよなら」


…あっさりした別れ。


あーああ…