君が好きだから

「ミユ…その女、知らない人だったの?」


「うん…でも同じ制服だった…」


「そっか…」


その女が分かれば…と悔やむサラ。


その気持ちがミユにも伝わり、だんだん落ち着きを取り戻してきた。


「…ありがとう、サラ。もういいよ」


もう…いいや…


コウタ…


好きだったよ…