君が好きだから

ずっと布団の中で泣いていたミユ。


耐えきれなくなり、サラに電話をした。


「…サラ…」


「ミユ!?どうしたの!?…まさかコウタ!?」


勘が鋭いサラ。


すぐに気付いてくれた。


「…やっぱ浮気してたぁ…ごめんね…サラ…」


「いいよ、そんなこと。それより大丈夫なの!?」


「えへへ…だ、大丈夫…じゃないかも…」


「ミユ…」


また泣き始めたミユ。


サラはミユを泣かせたコウタが許せなかった。