――――――――――「夕南、起きろ」 そこであたしの夢は途絶えた。 「ん……んん~…」 あたしは目を瞑ったまま、 小さく背伸びをした。 「出来たぞ。鏡見てみ」 あたしは蒼の言った通り、 瞼をゆっくりと上にあげて 目の前の大きな鏡を見添えた。 「誰?」 焦点を合わせた場所には 『希望』があった。