蒼の慣れた手つきが 私の髪の毛を操っていて... でも なかなか元に戻らない 蒼の機嫌は どうやったら戻るのだろう。 「カットは出来た。何色にする?」 機嫌が悪いせいか いつもより声のトーンが低くてドキッとする。 「栗本ということで栗色を!」 「そ。わかった」 なっ...。 せっかく笑わそうとしてギャグかましたのに...。 私だけ恥ずかしいじゃないの…。 「染めるぞー。」 「あ、あのさぁ!」 私の後ろで カラーを混ぜ合わせている蒼に 勇気を振り絞って聞いてみることにした。