王子様の秘密-上-




成弥の顔が近い…っ

それにすごく熱い!!

緊張と恥ずかしさが混じって、私の顔は熱くなった。



「ど…どうしよ…」



成弥の起こし方なんて知らないし…


苦手なことも…


あっ、くすぐってみよう!!


駄目元でも、やるかやらないかじゃ、差が大きいもんね!!



「…………」



失敗。

思いっきり無反応。



なんなのよ、もーっ!!


気持ち良さそうに寝ている成弥の顔を睨んだ。



…悔しいけど!

なんで、こんなに綺麗な顔しちゃってんの?


私は、思わず成弥の顔に見とれてしまった。


しかも…

思ったより、私を捕まえている身体はがっしりしていて…


鍛えてるのかな…?



部活入ってないはずだけど…

あ、でも大介さんが成弥のことをサッカー部って…


うーん、分からない…


…なんだか、すごく心地良いかも…


成弥の鼓動が気持ち良くて…



不覚にも、私は目を閉じてしまった。



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