「栞と恭平君には、本当のこと言ってもいいんじゃない?」 さっき言ったことと同じ言葉を口にした。 成弥は二度ほど瞬きしてから、じっと私を見た。 「…どうなったって知らねぇよ」 「だって… 栞は大事な友達だもん… 隠し事はしたくない」 隣であぐらをかいていた成弥は、ふぅと息をついた。 「深川はともかく… 恭平は口が軽いからな…」 酒を飲んだら終わりだ、とかぼやいていた。 ,