ドキッ… “椿谷君“じゃなくて“成弥”だ。 なんで、そんな顔するのよ… 「陽菜?」 「え?」 「桜木さん」 「な…椿谷君?」 「ちょっと時間いいかな? よかったら深川さんも…」 え?栞も? 私が栞を見ると、栞は笑顔で頷いた。 「私は良いよ」 そして、私にこそっと… “がんばれ“と言った。 …がんばりようがないんだけどな。 成弥は何考えているの? 何で栞を誘ったの? 成弥は、すっかり“椿谷君”に戻っていた。 私のクラスでも、いろんな人に声をかけられていた。 ,