王子様の秘密-上-




「えー…
陽菜ちゃん、ジャマどころか」

「思いっきし応援しちゃってんじゃん」

「あ゙…」



賢君と廉君に痛いとこをつかれた。


…趣旨間違えた…



「ずりぃー、成弥。
俺もバスケやって桜木ちゃんに…」

「私に?」

「……やっぱいいや」

「え!?なんで!?」



私と目を合わすなり、笑って言葉を濁した恭平君。



「成弥恐いもんね」

「ねー」



賢君と廉君は、ちょうど試合が始まるコートを見ながら言った。


成弥、容赦なさそうだもんね。

なんてことを考えていたら…



ピーッ



笛の音とともに、試合が始まった。



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