た…確かにっ…



「まなみー?」


遠くの方から聞こえる声は、涼君のものだった 


「あっ、涼!」



少し顔を赤らめながら反応する愛美は

完全に乙女モードだった。



「じゃ、またね愛美」



「うん!またねー」





私達はすぐその場を離れた