「授業始めるぞー!」 先生は思ったより低い声だった 「俺は、今日からこのクラスの担任になる、戸田雅人(トダマサト)です。えーお前達と少しでも近付けるように努力するからお前らもついてきてくれ!」 ほかの女子は、友達とカッコいいね!惚れちゃうかも!なんて言っていた。 「ねぇ美央!担任カッコいいね!」 斜め後ろの席にいる愛美も、先生に向ける目はハートだった。 「そうだね~!男子は残念だろうね~」 「確かに!」 愛美はくすくすっと笑って、制服のリボンを縛りなおした。