……え?




「ま、まさか…お姉ちゃん…」




まさか~



まさか~ね。



「…そのまさかだよ」



「…」




お姉ちゃんも…



も。




「…ちょっとぉ!びっくりしずぎだし!!」




「だだだだってぇ…」




あたしも……



「先生がすきなの?」






「……そっ!そんな訳ないでしょー!…あ、あたしが先生なんてっ……!」



「ちょ、図星?キャハハ!うける!あたし達家族って年上好き?」



バレタ~~~~~


バレタ~~~~~




そういえばうちのママとパパも歳の差あるんだよね



「でぇ?美央の先生は何歳なのよ!?」




「んー分かんない。けど、25くらいじゃないかな」





「若いね~!あたしの先生は28だってよ?そろそろ三十路じゃん!みたいな!」



お姉ちゃんの前には綺麗になくなったスパゲッティ。

そして3、4杯目であろうカプチーノ。




「でも美央はいいなぁ」



「なんで?」



「…だってさ、あんたモデルだから他の生徒とはちょっと違う目で見られてるんじゃない?」





お姉ちゃん、それは違うよ


だって、、、



「でも、モデルだと学校にいる時間少ないから会える時間も少ないし…。それに、先生だってモデルだったら距離があるって思うんじゃないかな」


お姉ちゃんはカプチーノを口にした




「……それもそうだね」




それからあたし達は現状を報告し、帰った