子羊ちゃんのユウウツ


「りゅーじくん…」



彼の言葉が、熱く胸に響いた。


彼はあたしを大事にしてくれてる。



「りゅーじくん、大好き」


あたしはぎゅっと抱きしめ返した。



「あ~、もう!」

「きゃっ」


いきなり抱き上げられて、あたしは驚いた。



そのまま、イスに座らされる。


りゅーじくんはあたしに覆い被さった。



「我慢するこっちの身にも身にもなってくれよ」



りゅーじくんはそう言うと、かみつくようにキスをした。






<子羊ちゃんのユウウツ・完>