巧は私とは全く違い、昔から続けてきた剣道を続ける為、名門校を選び活躍してた。


クラス委員もこなし、うまくまとめあげていた。


 高校時代からすでに、ヘアカタログを読みあさり真似て、友人達の髪を教室で楽しそうにカットしていた。


私はそんな、巧の姿を見ているのも好きだったし、自分もそのころから巧に髪を切ってもらうようになっていた。