一男三女物語

その後田辺は早紀を家まで送り届けると帰って行った。

「ただいま!」

早紀が玄関のドアを開けると真紀が出迎えた。

「どうだった?田辺さんと何話たの?」

「おねえちゃん!」

早紀は突然真紀に抱きついて泣きだした。

「どうしたの?田辺さんにふられたの?それとも変なことでもされた?」

「ううん!好きだって言われた!付き合ってくれって言われたの!」

「うそ〜よかったね〜」

「私、まだ夢見てる?」

早紀はまだ錯乱状態になっている。亜紀と宗一郎と谷崎も早紀の声に気付きやってきた。

「やっぱり田辺さんも早紀姉ちゃんが好きだったんだね?よかったね!」

亜紀も自分のことのように喜んだ。

「もしかしたら?一度に二人のお兄ちゃんができるかも?」

宗一郎も嬉しそうに早紀を見た。

「これ夢じゃないよね?ここで目が覚めたらショックで立ち直れないわ!明日は土曜日だから昼前から会う約束しちゃった。」

「早紀!今夜はもう寝なさい。」

真紀が姉の顔に戻って言った。

「わかったわ!風呂に入って明日に備えなきゃ!やっと勝負下着を着ける日がきたわ」