一男三女物語

真紀は自分で言って頬を染めた。

「真紀姉ちゃん谷崎さんと結婚するの?」

突然の亜紀の質問に谷崎も顔を紅くした。

「亜紀ちゃん突然そんなこと聞かないでくれよ!でも、僕はそのつもりだよ!」

「それって間接プロポーズ?」

真紀は、笑いながら幸せそうに谷崎を見た。

「真紀ねえちゃんが結婚したら谷崎さんは僕のお兄ちゃん?」

宗一郎が嬉しそうに喋り出した。

「僕お兄ちゃん欲しかったんだ!」

「そういうことになるわね!」

「じゃ早く結婚すればいいのに?」

「そう簡単にはいかないのよ!私はまだ学生だしあんたたちの世話もあるし」

「だから大人は嫌いなんだよ!谷崎のお兄ちゃんも毎日ここに来てるわけだし、パパとママが帰るまでここに住めばいいじゃない?」

確かに宗一郎が言うことは的を得ているのである。