一男三女物語

「田辺さん!もしよかったらこの前行った公園に連れて行ってください。」

「あぁ…いいよ!」

田辺はそう言うと公園の方向に交差点を右折しながら…

「どうだい?家の方は大分落ち着いた?」

「はい!前の生活に戻りつつあります。ただ、違うのは谷崎さんが毎日やってきて姉といちゃついついることぐらいですかね?」

田辺は笑いながら

「真紀ちゃんは谷崎君とうまくいってるんだね?」

「はい!うまくいきすぎって感じですよ!私、初めて逢った時からこの人と結婚するって決めたの!とかバカなこと言ってますよ!」

「へぇ〜結婚か…」

「うぅ…ん、今の感じだったらたぶん?大学卒業したら結婚するかも?田辺さんは結婚しないんでしたよね?」

「そうだね…たぶん?」

「たぶん?じゃ結婚するかもしれないってことですか?」

谷崎からその後何の返答も返ってこなかった。

「ごめんなさい!嫌なこと聞いて」

そしていつか来た公園に着くと車から降りてベンチに座った。