…えーと、
この状況は…一体
何なのだろうか…
何故か私のベッドに愛花音さんが居る。
そして、
スヤスヤと気持ちよさそうに眠ってる。
ウーム…
一体私が家に居ない時に何があったのだ。
考えてるだけじゃ何もわからん!
起こそう。
あぁー寝起きとか
すっごい悪かったらどうしよう。
ま…どうにかなるかな。
よしっ!!
私は、ベッドに近づき、
愛花音さんの肩を叩いてみた。
「愛花音さーん、起きて下さーい。
朝じゃないですけど…朝ですよ」
って私は何を言っているのだ。
朝じゃないのに朝…って。
「んー…」
お、起きかな。
と思ったけどまだ起きない。
今度は肩を揺らしてみよう。
すると…。
「誰ー?て言うか…舞莉ちゃん?」
「あ、はい。起こしてすいません…」
「あー良いのよ、
あたしこそ寝ちゃって…ごめんね」
「いえ、大丈夫ですよ。
それよりなんでここに居るんですか?」
「え、拓に聞いてないの?」
「なにをですか?」
「もう、拓ってば…
ちゃんと話さなきゃ駄目じゃん」
「えーと…あの、愛花音さん?」
「ごめんね。
とりあえず、お話でもしましょ」
「え、あ、はい」
愛花音さんよ…
一体なんのお話をすると言うのだ



